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Deep Freeze Mac (APFS)
Deep Freeze Mac(APFS)は、APFSフォーマットボリュームを使用するmacOS High Sierra 10.13.5以降のmacOSバージョンに対応しています。
Deep Freezeの設定は、以下のタブから実行できます。
[ボリューム]タブ
Macで非保護状態にするボリュームを指定するのに使用します。ボリュームの名前を入力して、[追加]をクリックします。
構成プロファイルのインストール
macOS Big Sur以降、Deep Freezeはソフトウェアの自動更新を無効にしたり、標準ユーザーがソフトウェアの更新を実行できないようにするための構成プロファイルをインストールできなくなりました。
[必要な構成プロファイルのダウンロード]をクリックして、2つの構成プロファイルをダウンロードします。
Disable Notification.mobileconfig – このファイルは、ソフトウェアの更新通知を無効にします。
Disable Auto Update.mobileconfig – このファイルは、ソフトウェア自動更新のインストールを無効にし、ソフトウェア更新のインストールを管理ユーザーのみが実行できるようにします。
これらのプロファイルは、以下の方法でインストールできます。
手動
Apple Remote Desktop
モバイルデバイス管理
手動による構成プロファイルのインストール
 
1. Disable Notification.mobileconfigのファイルをダブルクリックして開きます。
2. macOS Monterey以前のシステムの場合:[システム環境設定]を開き、[プロファイル]をクリックします。
3. macOS Venturaの場合:[システム設定] > [プライバシーとセキュリティ] > [プロファイル]を開きます。
4. [プロファイル]ペインで、[インストール…]ボタンをクリックして構成プロファイルをインストールします。
5. 確認ダイアログボックスで、[インストール]ボタンをクリックします
6. 管理者のパスワードを入力して認証します。
他の構成プロファイルについてもこの手順を繰り返します。
Apple Remote Desktopを使用した構成プロファイルのインストール
 
1. 2つの構成プロファイルをターゲットコンピュータにコピーします。
2. 各ターゲットコンピュータで以下を実行します。
> [すべてのコンピュータ]リストからコンピュータを選択し、コンピュータを管理します。
> 構成プロファイルのコピー先のフォルダに移動します。
> 手動による構成プロファイルのインストール手順の1~5を実行します。
モバイルデバイス管理(MDM)による構成プロファイルのインストール
MDMを使用してコンピュータを管理している場合は、macOS Big Surを実行しているコンピュータに構成プロファイルをプッシュすることができます。
[非保護スペース]タブ
永久的なデータ保存先となる非保護スペースを保護状態のコンピュータ上に割り当てるのに使用します。管理者は各ユーザーにユーザー非保護スペース、または全ユーザーが共有できるグローバル非保護スペースを作成できます。[非保護スペース]タブには、非保護スペースのあるユーザーのみが表示されます。.
グローバルおよびユーザーの非保護スペース名は変更しないでください。名前を変更すると、Deep Freezeは非保護スペースとボリュームを関連付けられなくなります。
他社製のツールを使用してグローバルやユーザーの非保護スペースボリュームを削除することは絶対におやめください。他社製のツールで削除した非保護スペースボリュームを同じ名前で再作成しても、Deep Freezeはその非保護スペースとボリュームを関連付けることができません。
非保護スペースの作成
グローバル非保護スペースを追加するには、非保護スペースタイプにある[グローバル非保護スペース]を選択し、[追加]をクリックします。
ユーザー非保護スペースを追加するには、非保護スペースタイプにある[ユーザー非保護スペース]を選択し、ユーザー名を指定して[追加]をクリックします。
非保護スペースの削除
非保護スペースを削除するには、グローバルまたはユーザーの非保護スペースの最後にある(X)のアイコンをクリックします。[私はこのオプションを有効にすることで、既存の非保護スペース内のすべての情報が完全に削除されることを理解しています。この操作を元に戻すことはできません]をチェックします。[OK]をクリックします。
非保護スペースを削除すると、非保護スペースにある既存データがすべて削除されます。
[パスワード]タブ
[パスワード]タブで、管理者はDeep Freezeのパスワードを管理します。パスワードは4つまで使用できます。
[Deep Freezeのパスワードを有効にする]を選択すると、ユーザーはDeep Freezeのパスワードを使ってDeep Freezeにログインできます。
パスワードを追加するには、[説明]と[パスワード]を指定して、[追加]をクリックします。
パスワードを削除するには、各パスワードの最後にある(X)のアイコンをクリックします。パスワード削除の確認を求められたら、[はい]をクリックして確定します。
[ユーザーにローカルポリシーの変更を許可]を選択すると、ユーザーはコンピュータのローカルで設定を変更できます。このオプションが選択されていない場合、ユーザーはローカルで設定を変更できず、Deep Freeze MacはDeep Freeze Cloudからのみ管理されます。
[メンテナンス]タブ
[ メンテナンス ] タブは、コンピュータのメンテナンス期間のスケジュール設定に使用します。管理者は、[ メンテナンス ] タブを使用してメンテナンススケジュールを作成および編集、削除、有効化、無効化できます。
それぞれ異なる名前を持つ複数のメンテナンススケジュールを作成するには、次の手順を実行します。
 
1. [メンテナンス]タブで、[追加]をクリックします。
2. [スケジュールの追加]ダイアログが表示されます。次のオプションを指定または選択します。
> 名前 — 初期設定は[Schedule 1]です。この名前はそのまま使うことも、変更することもできます。
> 曜日 — [月]~[日]をクリックし、1日以上の曜日を選択します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> 終了 — 終了時間を選択します。
> [Appleソフトウェアアップデートをインストールします]を選択し、使用可能なすべてのAppleソフトウェアアップデートをインストールします。
[Install Apple Software Updates(Apple Software Updateをインストール)]オプションは、Apple Siliconアーキテクチャを搭載したMacでは無効となります。更新は、[System Preferences(システム環境設定)] > [Software Update(ソフトウェアの更新)]から実行できます。
このオプションが有効になっているDeep Freeze Mac 7.3からアップグレードしたメンテナンススケジュールは、実行時に自動的に無効となります。
> スクリプトの実行 — このオプションを選択し、スクリプトの名前を指定します。
スクリプトはDeep Freeze Macまたはコマンドラインで事前に追加しておく必要があります。
> [ユーザーをロックアウト]を選択し、メンテナンス期間中にユーザーがコンピュータにアクセスできないようにします。
> [メンテナンス後にシャットダウン]を選択すると、メンテナンス期間終了後にコンピュータがシャットダウンされます。
> [メッセージを表示してからx分後にメンテナンスを開始する]を選択すると、指定した時間にコンピュータが使用できなくなることを警告するメッセージが表示されます。指定のフィールドに警告を行う時間を入力します。テキストボックスに、指定された時間にメンテナンススケジュールが発生することを説明する、ユーザーへのカスタムメッセージを入力します。変数として[%d]をメッセージに挿入すると、メンテナンス期間開始までの分数が自動的に表示されます。([%d]は現在の時間からスケジュールされたメンテナンス開始時間までの時間を示す変数です。)
最短のメンテナンス期間は10分です。
スケジュールとスケジュールの間は最低10分の間隔をあける必要があります。
メンテナンスが完了されるために、十分な時間を取るようにしてください。時間が十分でないと、アップデートが完了しません。
3. [適用]をクリックして変更を保存します。
[詳細オプション]タブ
次の設定オプションがあります。
ユーザー体験
保護アイコンを非表示にするには、[保護アイコンをメニューバーで非表示にする]チェックボックスをオンにします。
非保護アイコンを非表示にするには、[非保護アイコンをメニューバーで非表示にする]チェックボックスをオンにします。
ユーザーのログアウト時に再起動するようにコンピュータを設定するには、[ログアウトの代わりに再起動]チェックボックスを選択します。([ファストユーザースイッチ]が有効になっていると、このオプションは機能しません。)
Apple Remote Desktop
Apple Remote Desktopでリモート操作を使用してコンピュータのステータス(保護または非保護)を表示するには、[Apple Remote Desktopにステータスを表示する]チェックボックスを選択し、希望する[情報フィールド]を選択します。コンピュータはこれで起動時に、選択した情報フィールドに保護または非保護を書き込みます。
Apple Remote Desktopでこのステータス情報を確認するには、[編集] >[表示オプションを選択し、一致するコンピュータ情報フィールド(1~4)を選択します。コンピュータの現在のステータスが表示され、コンピュータグループがこのステータス列でソートできます。
Deep Freeze Macの既存のユーザー
Deep Freeze Macオンプレミスをサブスクリプションライセンスに変換して、クラウドから管理する — このオプションを選択すると、Deep Freeze CloudからDeep Freeze Macをインストールしたコンピュータを管理できます。このオプションは、Deep Freeze Macオンプレミスをサブスクリプションライセンスに変換します。
このオプションは永久ライセンスを保有する既存のDeep Freeze Macユーザーのみが使用できます。このオプションを選択すると、永久ライセンスがサブスクリプションライセンスに変換されます。永久ライセンスに戻すには、サブスクリプションライセンスによるDeep Freeze Macサービスをアンインストールし、永久ライセンスを使ってDeep Freeze Macを再インストールします。