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Deep Freeze Mac (HFS+)
Deep Freeze Mac(HFS+)は、OS X Mavericks 10.9以降、HFS+フォーマットボリュームを使用するmacOS High Sierra 10.13以前のmacOSバージョンに対応しています。
Deep Freezeはさまざまなタブで設定できます。これらのタブでDeep Freezeを設定する方法については、本章で詳しく説明します。
Deep Freezeでは、ハードドライブから起動するように設定されたコンピュータを保護できます。外付けドライブ(USB、FireWire、Thunderboltなど)から、またはDeep Freezeがインストールされていないハードドライブから起動するように設定されているコンピュータは保護できません。
[ユーザーとドライブ]タブ
[ユーザーとドライブ]タブを使用し、次のオプションを指定します。
ユーザー
ユーザーアカウントを作成し、自分のMacコンピュータからDeep Freezeをローカルで管理します。以下で追加されるユーザーのみがローカルで変更を行えます。
ユーザー名 — ユーザーの名前を入力します。
パスワード — パスワードを入力します。
ユーザーの追加 — ユーザー名とパスワードを入力したら、[ユーザーの追加]ボタンをクリックします。
ユーザーによるローカルポリシーの変更を許可する — このオプションを選択すると、ユーザーがコンピュータ上でローカルで設定を変更できます。このオプションを選択しないと、ユーザーはローカルで設定を変更できず、Deep Freeze MacはDeep Freeze Cloudからのみ管理されます。
[ユーザーによるローカルポリシーの変更を許可する]というオプションを選択しないと、MacコンピュータからローカルでDeep Freezeを管理できません。その場合、ネットワークまたはインターネットへの接続が切断されたら、次のコマンドラインオプションを使って、Macコンピュータを保護状態または非保護状態にできます。
DFXPSWD=password deepfreeze -u username -p bootThawed --force
DFXPSWD=password deepfreeze -u username -p bootFrozen --force
ドライブ
Macで非保護にするドライブを指定します。ドライブ名を入力し、[ドライブの追加]をクリックします。
[メンテナンス]タブ
メンテナンス期間をスケジュール設定するには、[メンテナンス]タブを使用します。メンテナンス期間には、コンピュータが自動的に非保護状態になり、Appleソフトウェアアップデートを恒久的に適用できます。メンテナンススケジュールが開始するためには、コンピュータは保護状態になっている必要があります。
それぞれ異なる名前を持つ複数のメンテナンススケジュールを作成するには、次の手順を実行します。
 
1. [メンテナンス]タブで、[追加]をクリックします。
2. [スケジュールの追加]ダイアログが表示されます。次のオプションを指定または選択します。
> 名前 — 初期設定は[Schedule 1]です。この名前はそのまま使うことも、変更することもできます。
> 曜日 — [月]~[日]をクリックし、1日以上の曜日を選択します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> 終了 — 終了時間を選択します。
> [Appleソフトウェアアップデートをインストールします]を選択し、使用可能なすべてのAppleソフトウェアアップデートをインストールします。
> スクリプトの実行 — このオプションを選択し、スクリプトの名前を指定します。
スクリプトは、すべてのコンピュータの/Library/Application Support/Faronics/Deep Freeze/Scriptsに存在していなければなりません。スクリプトファイルは手動でコピーするか、リモートアクセスツールを使ってすべてのコンピュータにコピーできます。
> [ユーザーをロックアウト]を選択し、メンテナンス期間中にユーザーがコンピュータにアクセスできないようにします。
> [メンテナンス後にシャットダウン]を選択すると、メンテナンス期間終了後にコンピュータがシャットダウンされます。
> [メッセージを表示してからx分後にメンテナンスを開始する]を選択すると、指定した時間にコンピュータが使用できなくなることを警告するメッセージが表示されます。指定のフィールドに警告を行う時間を入力します。テキストボックスに、指定された時間にメンテナンススケジュールが発生することを説明する、ユーザーへのカスタムメッセージを入力します。変数として[%d]をメッセージに挿入すると、メンテナンス期間開始までの分数が自動的に表示されます。([%d]は現在の時間からスケジュールされたメンテナンス開始時間までの時間を示す変数です。)
最短のメンテナンス期間は10分です。
スケジュールとスケジュールの間は最低10分の間隔をあける必要があります。
メンテナンスが完了されるために、十分な時間を取るようにしてください。時間が十分でないと、アップデートが完了しません。
3. [適用]をクリックして変更を保存します。
[詳細オプション]タブ
次の設定オプションがあります。
ユーザー体験
保護アイコンを非表示にするには、[保護アイコンをメニューバーで非表示にする]チェックボックスをオンにします。
非保護アイコンを非表示にするには、[非保護アイコンをメニューバーで非表示にする]チェックボックスをオンにします。
Deep Freezeアイコンを表示せずに保護パーティションのみを表示するには、[保護状態のパーティションに印を付けない]チェックボックスを選択します。
ユーザーのログアウト時に再起動するようにコンピュータを設定するには、[ログアウトの代わりに再起動]チェックボックスを選択します。([ファストユーザースイッチ]が有効になっていると、このオプションは機能しません。)
Apple Remote Desktop
Apple Remote Desktopでリモート操作を使用してコンピュータのステータス(保護または非保護)を表示するには、[Apple Remote Desktopにステータスを表示する]チェックボックスを選択し、希望する[情報フィールド]を選択します。コンピュータはこれで起動時に、選択した情報フィールドに保護または非保護を書き込みます。
Apple Remote Desktopでこのステータス情報を確認するには、[編集] >[表示オプションを選択し、一致するコンピュータ情報フィールド(1~4)を選択します。コンピュータの現在のステータスが表示され、コンピュータグループがこのステータス列でソートできます。
Deep Freeze Macの既存のユーザー
Deep Freeze Macオンプレミスをサブスクリプションライセンスに変換して、クラウドから管理する — このオプションを選択すると、Deep Freeze CloudからDeep Freeze Macをインストールしたコンピュータを管理できます。このオプションは、Deep Freeze Macオンプレミスをサブスクリプションライセンスに変換します。
このオプションは永久ライセンスを保有する既存のDeep Freeze Macユーザーのみが使用できます。このオプションを選択すると、永久ライセンスがサブスクリプションライセンスに変換されます。永久ライセンスに戻すには、サブスクリプションライセンスによるDeep Freeze Macサービスをアンインストールし、永久ライセンスを使ってDeep Freeze Macを再インストールします。