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JP : Deep Freeze Cloud Consoleの使用 : Deep Freeze サービス : [ワークステーションタスク]タブ
[ワークステーションタスク]タブ
[ワークステーションタスク]タブでは、ワークステーションで実行するさまざまなタスクをスケジュールできます。
メンテナンス期間の開始時間と終了時間を、Deep Freezeのワークステーションタスクの開始時間と終了時間に重ならないように指定します。メンテナンス期間とDeep Freezeワークステーションタスクが重複した場合、その重複を解消しない限り、ポリシーを保存できません。コンフリクトが発生した場合には、Deep Freeze Cloudがメッセージを表示します。
次のワークステーションタスクがあります。
Windows Update — Windows Updateをスケジュールします。[Windows Update]タブで追加設定を行えます。
バッチファイル — ターゲットワークステーションでバッチファイルを実行します。[バッチファイル]タブで追加設定を行えます。
アイドル時間 — 指定した期間ワークステーションが使用されないと、シャットダウンまたは再起動します。
再起動 — 定期的にワークステーションを再起動して、元の設定に戻すか、不必要なデータを消去します。
シャットダウン — 毎日指定した時間にワークステーションをシャットダウンして、電力を節約します。
非保護期間 — 指定した期間に非保護モードで再起動し、手動のソフトウェアインストール、サードパーティのツールを使った自動ソフトウェアインストール、またはその他の永久的な設定変更を実行できます。
Windows Update、非保護期間、バッチファイルタスクの場合、[一般設定]の[メンテナンス期間]の下に表示されたDeep Freeze Cloudのすべてのサービスがメンテナンスモードになります。メンテナンスモードの追加設定は適用されません。
各タスクについては、次のセクションで詳しく説明します。
[ワークステーションタスク]タブを使って重複するタスクを作成することはできません。作成したばかりのタスクが既存のタスクと重複する場合は、メッセージが表示されます。
メッセージはユーザーに対して最長5分間表示できます。2つのタスクの間隔は最低でも5分間開けなくてはいけません。
ワークステーションタスクは、Deep Freezeが保護状態のときにのみ開始します。
Windows Update
Windows Updateタスクは、ワークステーションでWindowsの更新プログラムをスケジュールしてダウンロードします。Windowsの更新プログラムはワークステーションが保護状態のときにもダウンロードできます。Windows Updateタスクには開始時間と終了時間があります。Windowsの更新プログラムをダウンロードしたら、非保護状態でワークステーションが再起動して、更新プログラムが適用されます。
 
Windows Updateタスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[Windows Update]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 曜日 — タスクが実行される曜日を選択するか、または平日か週末を指定します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> 終了 — 終了時間を選択します。最短の間隔は15分です。または、[Windows Updateの終了時]を選択することもできます。Windows Updateタスクが6時間で終了しない場合は、Deep Freezeがタスクを終了します。
Windows Update終了時にWindows Updateタスクを終了するように設定され、スケジュールされたタスクの開始時刻にコンピュータの電源がオフになっている場合、スケジュールされた開始時刻後15分以内にコンピュータの電源がオンになると、Windows Updateタスクが開始されます。
たとえば、コンピュータの電源がオフになっており、Windows Updateタスクが11:40 PMに開始されるように設定されている場合。コンピュータの電源が11:40 PMから11:55 PMの間にオンになると、Windows Updateタスクがコンピュータ上で自動的に実行されます。
> タスクのキャンセルをユーザーに許可する — タスクの開始前にユーザーによるタスクのキャンセルを許可する場合は、このチェックボックスを選択します。
> ローカルでのウェイクアップを試行する — Deep Freeze Cloud Consoleからの通信を要求することなく、コンピュータのウェイクアップをローカルで行う場合は、このオプションを選択します。
特定のハードウェアプロファイルでは、このオプションはサポートされていません。このオプションを選択していてもコンピュータハードウェアでこれがサポートされていない場合は、コンピュータの自動ウェイクアップは行われません。
> タスク後にシャットダウンする — タスクの終了後にコンピュータがシャットダウンされるようにするには、このチェックボックスを選択します。
> キーボードおよびマウスを無効にする — タスクの実行中にキーボードとマウスを無効にするには、このチェックボックスを選択します。
> メッセージの表示 — タスクの前と実行中に、コンピュータにメッセージが表示されるようにするには、このチェックボックスを選択します。タスクが開始する何分前にメッセージが表示されるようにするかを指定して、表示される簡単なメッセージを入力します。
3. [OK]をクリックします。これまでにWindows Updateが設定されていない場合は、[Windows Update]タブが開いて、追加設定ができます。
[タスクの前に表示されるメッセージ]フィールドに[このコンピュータはWindows Updateのために%d以内に再起動します。]というメッセージが表示されます。このメッセージは変更できます。メッセージの%dの後に[分]という語を追加することができます。
Windows Updateタスクをスケジュールする際に、[Windows Updateの終了時]オプションを選択するか、または必要なすべての更新アクティビティが実行されるために十分な時間を確保するようにしてください。重要な更新およびセキュリティの更新がリリースされたら、マイクロソフトセキュリティ情報サイト(http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/)を確認して、適切な時間を検討してください。
WSUSを使用していない場合、Deep FreezeのWindows Updateプロセスが適用されるのは、ユーザーの操作を必要としない重要な更新とセキュリティ更新、Windows 10以降の機能更新のみになります。 WSUSを使用している場合、WSUSで承認されたすべての更新が適用されます。
WSUSを使用していない場合、Windows 10以降の機能更新がリリースされると、Windows Updateタスクによって常にインストールが試行されます。 このインストールを延期する場合は、Windows Updateのシステム設定で[詳細オプション]を選択してインストール中に[選択]をクリックするか、ローカルコンピュータポリシーの[プレビュービルドと機能更新を受信した際に選択]を有効にしてください([コンピュータの構成] > [管理用テンプレート] > [Windowsコンポーネント] > [Windows Update] > [Windows Update for Business]の順にアクセス)。
または、提供されるその他の更新を適用するには、Microsoft Updateカタログサイト(http://catalog.update.microsoft.com)で、KBダウンロードを手に入れ、Deep Freezeバッチファイルワークステーションタスクを使って適用できます。バッチファイルタスクは他のサードパーティソフトウェアの更新を適用するためにも使用できます。
Deep Freezeの[Windows Update]タブの設定は、ワークステーションのWindows Update設定より優先されます。
バッチファイル
バッチファイルタスクをスケジュールして、ワークステーションでバッチファイルを実行できます。バッチファイルタスクには開始時間と終了時間があります。この期間中にバッチファイルはワークステーションで実行されます。バッチファイルタスクが機能するためには、[バッチファイル]タブで追加設定を行う必要があります。バッチファイルタスクが完了したら、ワークステーションをシャットダウンするように設定できます。バッチファイルが実行されたら、ワークステーションは保護状態で再起動します。
バッチファイルタスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[バッチファイル]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 曜日 — タスクが実行される曜日を選択するか、または平日か週末を指定します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> 終了 — 終了時間を選択します。最短の間隔は15分です。
> タスクのキャンセルをユーザーに許可する — タスクの開始前にユーザーによるタスクのキャンセルを許可する場合は、このチェックボックスを選択します。
> ローカルでのウェイクアップを試行する — Deep Freeze Cloud Consoleからの通信を要求することなく、コンピュータのウェイクアップをローカルで行う場合は、このオプションを選択します。
特定のハードウェアプロファイルでは、このオプションはサポートされていません。このオプションを選択していてもコンピュータハードウェアでこれがサポートされていない場合は、コンピュータの自動ウェイクアップは行われません。
> タスク後にシャットダウンする — タスクの終了後にコンピュータがシャットダウンされるようにするには、このチェックボックスを選択します。
> キーボードおよびマウスを無効にする — タスクの実行中にキーボードとマウスを無効にするには、このチェックボックスを選択します。
> メッセージの表示 — タスクの前と実行中に、コンピュータにメッセージが表示されるようにするには、このチェックボックスを選択します。タスクが開始する何分前にメッセージが表示されるようにするかを指定して、表示される簡単なメッセージを入力します。
3. [OK]をクリックします。
4. 追加設定を行うには、[バッチファイル]タブに進みます。
[タスクの前に表示されるメッセージ]フィールドに[このコンピュータはバッチファイルのために%d以内に再起動します。]というメッセージが表示されます。このメッセージは変更できます。メッセージの%dの後に[分]という語を追加することができます。
アイドル時間
アイドル時間タスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[アイドル時間]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 再起動またはシャットダウン — [再起動]または[シャットダウン]を選択し、アイドル時間タスクが実行されるまでの時間を分で指定します。
> キーボードまたはマウスの初回操作後はじめてカウントダウンを開始 — キーボードまたはマウスの初回操作後はじめてタイマーでカウントダウンを開始するには、このオプションを選択します。たとえば、アイドル時間が20分と指定されていてこのオプションが選択されている場合、キーボードまたはマウスの初回操作後20分の時点でコンピュータがシャットダウンします。
このオプションは、シャットダウンタスクが選択されている場合のみ利用可能です。
> メッセージの表示 — メッセージを表示するには、このチェックボックスを選択します。その間隔を分で指定し、簡単なメッセージを入力します。
コンピュータの起動後にキーボードまたはマウスを初めて使用すると、アイドル時間カウンターが有効になります。リモートデスクトップセッション中は、管理コンピュータのアイドル時間がタスクを実行するために使用されます。
3. [OK]をクリックします。
再起動
再起動タスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[再起動]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 曜日 — タスクが実行される曜日を選択するか、または平日か週末を指定します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> タスクのキャンセルをユーザーに許可する — タスクの開始前にユーザーによるタスクのキャンセルを許可する場合は、このチェックボックスを選択します。
> メッセージの表示 — タスクが実行される前に、コンピュータにメッセージが表示されるようにするには、このチェックボックスを選択します。タスクが開始する何分前にメッセージが表示されるようにするかを指定して、表示される簡単なメッセージを入力します。
3. [OK]をクリックします。
[タスクの前に表示されるメッセージ]フィールドに[このコンピュータは%d後に再起動します。] というメッセージが表示されます。このメッセージは変更できます。メッセージの%dの後に[分]という語を追加することができます。
シャットダウン
シャットダウンタスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[シャットダウン]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 曜日 — タスクが実行される曜日を選択するか、または平日か週末を指定します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> タスクのキャンセルをユーザーに許可する — タスクの開始前にユーザーによるタスクのキャンセルを許可する場合は、このチェックボックスを選択します。
> メッセージの表示 — タスクが実行される前に、コンピュータにメッセージが表示されるようにするには、このチェックボックスを選択します。タスクが実行されるどのくらい前にメッセージが表示されるようにするかを分で指定して、表示される簡単なメッセージを入力します。
3. [OK]をクリックします。
[タスクの前に表示されるメッセージ]フィールドに[このコンピュータは%d後にシャットダウンします。] というメッセージが表示されます。このメッセージは変更できます。メッセージの%dの後に[分]という語を追加することができます。
非保護期間
非保護期間タスクをスケジュールして、ワークステーションを非保護状態で再起動することができます。非保護期間は、定期的に自動で更新するアプリケーションに便利です。また、管理者がメンテナンスをスケジュールしたり、コンピュータに永久的な変更を加えるためにも役立ちます。これには新しいソフトウェアのインストール、ソフトウェアの更新、設定の変更、およびその他のメンテナンス機能などがあります。非保護期間には開始時間と終了時間があります。
非保護期間をスケジュールするには、次の手順を実行します。
 
1. [タスクの種類]ドロップダウンから[非保護期間]を選択して、[追加]をクリックします。
2. 次のオプションが表示されます。
> 名前 — タスクの名前を入力します。
> 曜日 — タスクが実行される曜日を選択するか、または平日か週末を指定します。
> 開始 — 開始時間を選択します。
> 終了 — 終了時間を選択します。最短の間隔は15分です。
> タスクのキャンセルをユーザーに許可する — タスクの開始前にユーザーによるタスクのキャンセルを許可する場合は、このチェックボックスを選択します。
> ローカルでのウェイクアップを試行する — Deep Freeze Cloud Consoleからの通信を要求することなく、コンピュータのウェイクアップをローカルで行う場合は、このオプションを選択します。
特定のハードウェアプロファイルでは、このオプションはサポートされていません。このオプションを選択していてもコンピュータハードウェアでこれがサポートされていない場合は、コンピュータの自動ウェイクアップは行われません。
> タスク後にシャットダウンする — タスクの終了後にコンピュータがシャットダウンされるようにするには、このチェックボックスを選択します。
> キーボードおよびマウスを無効にする — タスクの実行中にキーボードとマウスを無効にするには、このチェックボックスを選択します。
> メッセージの表示 — タスクの前と実行中に、コンピュータにメッセージが表示されるようにするには、このチェックボックスを選択します。タスクが開始する何分前にメッセージが表示されるようにするかを指定して、表示される簡単なメッセージを入力します。
3. [OK]をクリックします。
 
[タスクの前に表示されるメッセージ]フィールドに[メンテナンスのためにこのコンピュータは%dに再起動します。]というメッセージが表示されます。このメッセージは変更できます。メッセージの%dの後に[分]という語を追加することができます。
ウイルス定義が永久的に適用されるようにするには、Deep Freezeの非保護期間タスクが正常に開始した後にウイルス定義の更新が始まり、非保護期間タスクが終了する前に終わるように、Anti-Virusプログラムのウイルス定義の更新をスケジュールします。これにより、Anti-Virusプログラムによってダウンロードされ更新されるウイルス定義は、システムに永久的に適用されます。そのため、システムはAnti-VirusおよびDeep Freezeにより完全に保護されます。
Faronics Anti-Virus: Faronics Anti-VirusはDeep Freezeと連携し、ウイルス定義の更新のために非保護期間タスクを必要としません。Faronics Anti-Virusは、Deep Freezeによって管理されるコンピュータが保護状態のときにもウイルス定義を更新できます。
その他のアンチウィルスプログラム: その他すべてのアンチウイルスプログラムは、非保護期間タスクをスケジュールして、ウイルス定義を更新する必要があります。ウイルス定義のダウンロード方法については、お使いのアンチウイルスプログラムのユーザーガイドを参照してください。また、Deep Freezeによって管理されているコンピュータが非保護状態のときに、手動でウイルス定義を適用できます。バッチファイルタスクを使って、ユーザー操作を必要としないウイルス定義のインストールをスケジュールすることもできます。