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設定
ローカルネットワークにイメージングサーバーをセットアップし、Deep Freeze Cloud Consoleで設定を行います。
ローカルネットワークでの設定
 
1. イメージングサーバーをダウンロードし、インストールします。
イメージングサーバー対応のプラットフォームは以下のとおりです。
> Windows 8.1、 10、 11
> Windows Server 2012 R2、 2016、 2019、 2022
WDSを活用するには、Windows Server 2012 R2以降が必要です。
2. イメージングを設定します。
> Windows展開サービス(WDS)を使用
PXEブートなどの高度な機能を利用して既存のイメージやドライバリポジトリにアクセスするには、このオプションを選択します。セットアップ完了時に、イメージングサーバーにより、Windows展開サービスの役割が自動設定されます。
> Windows展開サービスを使用せずに続行
Windows展開サービスを使用せずに続行する場合にこのオプションを選択します。PXEブートはこの設定には対応しておらず、WDSで設定済みのイメージとドライバにはアクセスできません。セットアップ完了時には、Windowsインストールメディア(.isoファイルまたはDVD)が必要です。
3. ローカルユーザーアカウントを作成すると、このサーバーと通信するコンピュータを管理し、ネットワーク共有を保護できるようになります。
4. イメージを保存するイメージリポジトリの場所を指定します。複数のOSインストールイメージを保存するのに十分な空き容量がある場所を選択するようにしてください。
5. イメージ(.isoまたは.wimファイル)とドライバ(.infファイル)を追加します。
[イメージングサーバー]の設定後、ボリュームライセンス、isoファイル(boot.wimおよびinstall.wimファイル)を最初に追加するイメージとして提供する必要があります。boot.wimファイルがないと、イメージングは機能しません。
イメージの追加
イメージを追加するには、以下の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [イメージ]をクリックします。
3. 以下のオプションから1つ選択してください。
> MicrosoftからWindows 11のISOを自動的にダウンロードします
このオプションが選択されている場合は、[次へ]をクリックすると、Microsoftからのダウンロードが自動的に開始されます。
> その他の既存のISOファイルを手動で選択します
このオプションが選択されている場合は、[次へ]に続いて[参照]をクリックし、.isoファイルを選択します。
4. [次へ]をクリックします。
5. サーバーに追加したいイメージを選択し、[次へ]をクリックします。
6. 選択を変更するには、[戻る]をクリックします。選択したイメージをサーバーに追加するには、[次へ]をクリックします。
7. [アクション]にある鉛筆のアイコンをクリックすると、イメージ名やイメージの説明を編集できます。編集後は、[X]をクリックして変更をキャンセルするか、保存アイコンをクリックします。
8. [アクション]にある削除アイコンをクリックするとイメージを削除できます。
9. さらに他のイメージを追加する場合は、[イメージの追加]をクリックします。
クラウドイメージの作成
クラウドイメージとは、イメージングサーバーからエクスポートされ、一般に公開されているサーバー(HTTP/SまたはSFTPサーバーなど)でホストされているイメージのことです。
クラウドイメージを作成するには、以下の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [イメージ]をクリックします。
3. クラウドイメージを作成したい画像を選択し、[クラウドイメージの作成]をクリックします。
4. クラウドイメージZIPアーカイブを作成するためのフォルダを指定し、[次へ]をクリックします。
5. クラウドイメージZIPアーカイブの作成後には、以下のオプションがあります。
> HTTP/Sサーバーを使用
このオプションを使用するには、公開アクセス可能なWebサーバー、またはHTTP/Sエンドポイントをサポートするクラウドストレージプロバイダに、クラウドイメージをアップロードする必要があります(クラウドストレージのどこにイメージがあるかをメモしておいてください)。[クラウドイメージZIPアーカイブURL]フィールドに、クラウドイメージのアップロード先のURLを入力し、[クラウドイメージの登録]をクリックします。
> SFTPサーバーにアップロード
このオプションを選択すると、クラウドイメージが自動的に取得され、SFTPサーバーにアップロードされます。[SFTPサーバー名]、[SFTPユーザー名]、[SFTPパスワード]を入力し、[アップロードして登録]をクリックします。
[フォルダを開く]をクリックすると、ローカルディレクトリにある既存のクラウドイメージのリストが表示されます。
[キャンセル]をクリックすると、ユーティリティに追加されたイメージのリストが表示されます。[キャンセル]をクリックした場合は、イメージリストのページに戻り、変更内容や進捗は保存されませんのでご注意ください。
同じサーバーに複数のイメージを保存できますが、各イメージにはそれぞれ固有のリンクが必要です。
クラウドイメージZIPアーカイブの登録完了後、そのアーカイブは、Cloud Consoleの[クラウドイメージ]に画像として表示され、クラウド展開パッケージの作成に使用可能となります。
既存のクラウドイメージの登録
既存のクラウドイメージを、他のHTTP/sロケーションや他のSFTPサーバーにアップロードする場合や、他のイメージングサーバーに登録する場合は、その既存クラウドイメージの登録を行うことができます。
登録できるのは、Faronicsイメージングソリューションで作成されたクラウドイメージのみです。
既存のクラウドイメージを登録するには、以下の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [イメージ]をクリックします。
3. イメージリストのページで、[既存のクラウドイメージの登録]をクリックし、登録したいイメージのzipパッケージを選択します。[開く]をクリックします。
4. 登録するクラウドイメージZIPアーカイブの選択後には、以下のオプションがあります。
> HTTP/Sサーバーを使用
このオプションを使用するには、公開アクセス可能なWebサーバー、またはHTTP/Sエンドポイントをサポートするクラウドストレージプロバイダに、クラウドイメージをアップロードする必要があります(クラウドストレージのどこにイメージがあるかをメモしておいてください)。[クラウドイメージZIPアーカイブURL]フィールドに、クラウドイメージのアップロード先のURLを入力し、[クラウドイメージの登録]をクリックします。
> SFTPサーバーにアップロード
このオプションを選択すると、クラウドイメージが自動的に取得され、SFTPサーバーにアップロードされます。[SFTPサーバー名]、[SFTPユーザー名]、[SFTPパスワード]を入力し、[アップロードして登録]をクリックします。
 
クラウドイメージZIPアーカイブの登録完了後、そのアーカイブは、Cloud Consoleの[クラウドイメージ]に画像として表示され、クラウド展開パッケージの作成に使用可能となります。
ドライバの追加
ドライバを追加するには、以下の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [ドライバ]をクリックします。
3. [参照]をクリックして、ドライバパッケージがあるフォルダを選択します。
4. [次へ]をクリックします。
5. 追加したいドライバパッケージを選択し、[次へ]をクリックします。
6. 必要に応じて[タグの追加]を選択し、タグをコンマで区切って指定します。
7. 選択を変更するには、[戻る]をクリックします。選択したドライバをサーバーに追加するには、[次へ]をクリックします。
8. [アクション]にある削除アイコンをクリックするとドライバパッケージを削除できます。
9. さらに他のドライバを追加する場合は、[ドライバの追加]をクリックします。
クラウドドライバの作成
クラウドドライバとは、HTTP/SまたはSFTPサーバーに保存されているドライバパッケージのことです。
クラウドドライバを作成するには、以下の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [ドライバ]をクリックします。
3. クラウドドライバグループに含めるドライバを選択し、[クラウドドライバの作成]をクリックします。
4. クラウドドライバグループZIPアーカイブを作成するためのフォルダを指定し、[次へ]をクリックします。
5. クラウドドライバグループZIPアーカイブの作成後には、以下のオプションがあります。
> HTTP/Sサーバーを使用
このオプションを使用するには、公開アクセス可能なWebサーバー、またはHTTP/Sエンドポイントをサポートするクラウドストレージプロバイダにクラウドドライバグループをアップロードする必要があります(クラウドストレージのどこにドライバグループがあるかをメモしておいてください)。[クラウドドライバグループZIPアーカイブURL]フィールドに、クラウドドライバグループのアップロード先のURLを入力し、[クラウドドライバグループの登録]をクリックします。
> SFTPサーバーにアップロード
このオプションを選択すると、クラウドドライバグループが自動的に取得され、SFTPサーバーにアップロードされます。[SFTPサーバー名]、[SFTPユーザー名]、[SFTPパスワード]、[クラウドドライバグループ名]を入力し、[アップロードして登録]をクリックします。
 
[フォルダを開く]をクリックすると、ローカルディレクトリにある既存のクラウドドライバグループのリストが表示されます。
[キャンセル]をクリックすると、ユーティリティに追加されたクラウドドライバグループのリストが表示されます。[キャンセル]をクリックした場合は、ドライバリストのページに戻り、変更内容や進捗は保存されませんのでご注意ください。
同じサーバーに複数のドライバグループを保存できますが、各ドライバグループにはそれぞれ固有のリンクが必要です。
クラウドドライバグループZIPアーカイブの登録完了後、そのアーカイブは、Cloud Consoleにドライバグループとして表示され、クラウド展開パッケージの作成に使用可能となります。
ドライバタグ
1つまたは複数のドライバに対し、タグを編集または削除できます。
1つのドライバにタグを作成する場合は、ドライバを選択してから[タグの編集]をクリックします。タグをコンマで区切って入力し、[保存]をクリックします。
複数のドライバにタグを作成する場合は、ドライバを選択してから[タグの付加]をクリックします。タグをコンマで区切って入力し、[保存]をクリックします。指定したタグが、選択したすべてのドライバに付加されます。
USBメディア作成
起動可能なUSBドライブを作成するには、次の手順を実行します。
 
1. イメージングサーバーを起動します。
2. [USBメディア作成]をクリックします。
3. [配備パッケージ]および[ポリシー]を選択します。
4. 起動可能なUSBフラッシュドライブを作成する場合は、[ターゲットUSBドライブ]を選択します。または、
5. [USBメディア作成パッケージのパス]を選択してから、ローカルコンピュータのフォルダを指定し、[インストールメディア作成パッケージ]を作成します。
6. [編集]をクリックして、パーティションを構成し、ボリュームラベルとパーティションサイズを割り当てます。
EFIおよびWindowsシステムパーティションに加え、最大2つのパーティションを構成できます。すべてのパーティションはNTFSを使用してフォーマットされます。
7. [開始]をクリックします。
作成された[USBメディアパッケージ](exeファイル)には、パッケージの作成時に選択されたポリシーおよびパッケージが含まれます。[USBメディアパッケージ]のexeファイルを実行してUSBドライブを選択することで、あらゆるコンピュータに起動可能なUSBメディアを作成できます。
クラウド上での設定
 
1. インストール設定を作成します。
2. 配備パッケージを作成します。
3. イメージを配備します。
イメージングサーバーとイメージのセットアップが完了したら、イメージングクライアントを実行しているコンピュータに新しいWindowsイメージをDeep Freeze Cloud Consoleから配備(インストール)できるようになります。実際にコンピュータのところに赴く必要はありません。