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JP : Deep Freeze Cloud Consoleの使用 : ユーティリティ : Deep Freeze Macユーティリティ
Deep Freeze Macユーティリティ
Deep Freeze Mac マンドライン (APFS)
Deep Freeze Macコマンドラインは、Deep Freeze Macコンピュータを柔軟に管理するためのネットワーク管理者用のツールです。これらのコマンドはApple Remote Desktopなどといった他社製エンタープライズ管理ツールや中央管理ソリューションなどいくつかのツールやソリューションと組み合わせて実行することができます。これにはたとえば、SSH経由によるリモートコンピュータとの接続中に使用できるターミナルでの実行コマンドなどがあります。
Deep Freeze Macには次のようなコマンドラインオプションがあります。
構文: deepfreeze <command> <verb> argument [option]
他社製管理ツールを使用してコマンドを実行する場合は、Deep Freeze Macコマンドラインユーティリティの完全なパス/usr/local/bin/deepfreezeを指定します。
Deep Freezeパスワードが有効に設定されている場合、--envを指定することでDeep Freezeパスワードを環境変数として渡すことができます。
構文:
DFXPSWD=password /usr/local/bin/deepfreeze <command> <verb> argument [option] --env
 
コマンド
説明
deepfreeze version
Deep Freeze Macのバージョン情報を表示します。
deepfreeze status
Deep Freeze Macの現在のステータスを表示します。
deepfreeze freeze --volume VolumeName | --startup | --computer
deepfreeze thaw --volume VolumeName | --startup | --computer
--volume — 特定のボリュームを保護状態または非保護状態にします。
--startup — 特定の起動ボリュームを保護状態または非保護状態にします。
--computer — グローバル状態を変更します。
ボリュームは、Deep Freezeのステータスに応じて保護状態または非保護状態に設定されます。
deepfreeze license [--info]
[--info]はライセンスの詳細情報を表示します。
このコマンドは、ルート権限で実行した場合、またはDeep Freezeパスワードが有効に設定されている場合、フルライセンスキーを表示します。
deepfreeze password enable
deepfreeze password disable
Deep Freezeパスワードを有効または無効にします。
deepfreeze password add --description Description
deepfreeze password edit --description Description [--newdescription newDescription]
deepfreeze password delete --description Description
Deep Freezeパスワードを追加、編集、削除します。
deepfreeze hideicon frozen [--on | --off]
deepfreeze hideicon thaw [--on | --off]
メニューバーにあるDeep Freezeの保護アイコンを表示/非表示にします。
deepfreeze restartinstead [--on | --off]
ユーザーがログアウトした後(または高速ユーザー切り替えが有効になっている場合は最後のユーザーがログアウトした後)にコンピュータを再起動します。
deepfreeze ardinfo [--set N | --clear]
ARD情報フィールドを設定またはクリアします。
deepfreeze schedule add --name "ScheduleName" [--enable on|off] --day monday[,tuesday,wednesday,thursday,friday,saturday,sunday] --begin "24-hr-time" --end "24-hr-time" [--onceonly on|off] [--installappleupdate on|off] [--lockuser on|off] [--warnuser off|"5-999"] [--message "message string"] [--shutdownafter on|off] [--runscript off|"script file name"]
 
deepfreeze schedule edit --name "ScheduleName" [--enable on|off] [--day monday[,tuesday,wednesday,thursday,friday,saturday,sunday]] [--begin "24-hr-time"] [--end "24-hr-time"] [--onceonly on|off] [--installappleupdate on|off] [--lockuser on|off] [--warnuser off|"5-999"] [--message "message string"] [--shutdownafter on|off] [--runscript off|"script file name"]
 
deepfreeze schedule delete --all | --name "ScheduleName"
 
deepfreeze schedule enable --name "ScheduleName"
 
deepfreeze schedule disable --name "ScheduleName"
メンテナンススケジュールを追加、編集、削除、有効化、無効化します。
deepfreeze schedule scripts --add "ScriptFullpath"
deepfreeze schedule scripts --delete "ScriptName"
deepfreeze schedule scripts --list
スクリプトを追加、削除、リストします。
このコマンドは、Deep Freezeパスワードが有効に設定されている場合でもルート権限が必要です。
ARDのためのDeep Freeze Tasks
このユーティリティを選択してDeep Freezeタスクをインストールすると、ARDを使ってリモートでDeep Freezeを管理できます。
ユーティリティをダウンロードしたら、次の手順を実行します。
 
1. ARDのための[Deep Freeze Tasks]をダブルクリックします。
2. タスクを選択してインストールします。
3. [続行]をクリックします。
4. [APFSのためのDeep Freeze tasks]が選択されている場合でDeep Freezeのパスワードが有効であれば、Deep Freezeのパスワードを使用できます。[Deep Freezeのパスワードを使用]を選択してパスワードを入力します。[HFS+のためのDeep Freeze tasks]が選択されている場合は、Deep Freezeユーザ名とパスワードを指定します。
5. [続行]をクリックします。
Apple Remote Desktop 3.7以降を使用している場合、コンピュータを再起動して、Deep Freeze Tasksのインストールを完了する必要があります。インストール中にコンピュータを再起動するオプションが示されます。[再起動]をクリックして、コンピュータを再起動し、インストールを完了します。
ARD では、Deep Freeze 特定のタスクは [Deep Freeze (APFS)] および [Deep Freeze (HFS+)] フォルダに保存されます。
Deep Freeze (APFS)では次のタスクを実行できます。
 
タスク
説明
DeepFreeze (APFS):addPassword
Deep Freezeパスワードを追加します。
DeepFreeze (APFS):addSchedule
メンテナンススケジュールを追加します。
DeepFreeze (APFS):addScript
スクリプトを追加します。
DeepFreeze (APFS):clearArdInfo
ARD情報フィールドを解除します。
DeepFreeze (APFS):deleteAllSchedules
メンテナンススケジュールをすべて削除します。
DeepFreeze (APFS):deletePassword
Deep Freezeパスワードを削除します。
DeepFreeze (APFS):deleteSchedule
メンテナンススケジュールを削除します。
DeepFreeze (APFS):deleteScript
スクリプトを(1つずつ)削除します。
DeepFreeze (APFS):disablePassword
Deep Freezeパスワードを無効にします。
DeepFreeze (APFS):disableSchedule
メンテナンススケジュールを無効にします。
DeepFreeze (APFS):editPassword
Deep Freezeパスワードを編集します。
DeepFreeze (APFS):editSchedule
メンテナンススケジュールを編集します。
DeepFreeze (APFS):enablePassword
Deep Freezeパスワードを有効にします。
DeepFreeze (APFS):enableSchedule
メンテナンススケジュールを有効にします。
DeepFreeze (APFS):freezeComputer
グローバル状態を保護モードに変更します。
DeepFreeze (APFS):freezeStartup
起動ボリュームを保護化します。
DeepFreeze (APFS):freezeVolume
特定のボリュームを保護化します。
DeepFreeze (APFS):hideFrozenIcon
メニューバーにあるDeep Freeze保護アイコンを表示または非表示にします。
DeepFreeze (APFS):hideThawedIcon
メニューバーにあるDeep Freeze非保護アイコンを表示または非表示にします。
DeepFreeze (APFS):licenseInfo
ライセンス情報を表示します。
DeepFreeze (APFS):listScripts
すべてのスクリプトファイルを表示します。
DeepFreeze (APFS):restartInstead
ログアウト時にコンピュータを再起動します(高速ユーザー切り替えが有効な場合は、最後のログアウト時に再起動)。
DeepFreeze (APFS):setArdInfo
特定のARD情報フィールドを設定してDeep Freezeのステータスを表示します。
DeepFreeze (APFS):status
Deep Freeze Macの現在のステータスを表示します。
DeepFreeze (APFS):thawComputer
グローバル状態を非保護モードに変更します。
DeepFreeze (APFS):thawStartup
起動ボリュームを非保護化します。
DeepFreeze (APFS):thawVolume
特定のボリュームを非保護化します。
DeepFreeze (APFS):version
Deep Freeze Macのバージョン情報を表示します。
次のコマンドと引数があります (HFS+)。
ターゲットワークステーションでDeep Freezeを以前のバージョンからアップグレードする場合、この手順で既存のDeep Freeze管理者のユーザー名とパスワードを入力する必要があります。Deep Freeze管理者がすでに作成されている場合、この手順では新規のDeep Freeze管理者を作成できません。
requestStatus以外の各タスクは、Deep Freezeで設定できます。
 
コマンド
引数
説明
activateSchedule
スケジュール名
ターゲットコンピュータでスケジュールされた更新を有効にします。スケジュール名がパラメータとしてコマンドに含まれている必要があります。
addSchedule
schedule_name [-a “on”|”off”] [-d monday[,tuesday,wednesday,thursday,friday,saturday,sunday]] [-b “24-hr-time”] [-e “24-hr-time”] [-o “on”|”off”] [-i “on”|”off”] [-l “on”|”off”] [-w "off"|5-999] [-m “message string”] [-s “on”|”off”] [-r "off" | "script name"]
スケジュールを追加します。
24時間制の時間は、HH:MMの形式です。
複数の曜日はスケジュールを繰り返すためです。
複数のスケジュールを指定する際に、指定する曜日と曜日の間にスペースを入れないようにします。
addUser
新規ユーザー名
ユーザーをリストに追加します
badgeFrozenPartitions
on|off
保護パーティションのDeep Freezeアイコンを表示または非表示にします。
bootFrozen
 
ターゲットコンピュータを保護状態で再起動します。
bootThawed
 
ターゲットコンピュータを非保護状態で再起動します。
bootThawedFor
回数
次のx回の再起動時に非保護状態で再起動するように、ターゲットコンピュータを設定します。回数はTimes引数でカスタマイズできます。
deactivateSchedule
スケジュール名
ターゲットコンピュータでスケジュールされた更新を無効にします。スケジュール名がパラメータとしてコマンドに含まれている必要があります。
deleteAllScripts
 
すべてのスクリプトを削除します。
deleteScript
スクリプト名
特定のスクリプトを削除します。
deleteUser
ユーザー名
リストからユーザーを削除します。
editSchedule
schedule_name [--newname “new_schedule_name ”] [--activate “on”|”off”] [--day monday[,tuesday,wednesday,thursday,friday,saturday,sunday]] [--begin “24-hr-time”] [--end “24-hr-time”] [--onceonly “on”|”off”] [--installappleupdate “on”|”off”] [--lockuser “on”|”off”] [--warnuser “off”|5-999] [--message “message string”] [--shutdownafter “on”|”off”] [--runscript "off"|"script name"]
スケジュールを編集します。
editUser
ユーザー名
管理者によるユーザー名とパスワードの編集を可能にします。
freezePartition
パーティション名
ターゲットコンピュータ上で保護状態にするパーティションを指定します。
getARDInfoField
 
コンピュータのステータスを表示するApple Remote Desktopの情報フィールドを指定します。
getLicenseInfo
 
ライセンス情報を表示します。
help
 
これにより、“deepfreeze”コマンドラインツールで使用できるすべてのオプションとパラメータが出力されます。
mapAllUsers
(引数1)
admin|standard|mobile
(引数2)
Partition name|
userthawspace
指定した非保護スペースにすべてのユーザーをマッピングします。ユーザータイプ名と非保護スペースの場所がパラメータとして含まれている必要があります。例えば、[admin Panther]はすべての管理者ユーザーをPantherという名前のパーティションにマッピングします。**
rebootInsteadOfLogoff
on|off
引数にonを指定すると、ターゲットコンピュータをログオフする代わりに再起動します。引数にoffを指定すると、この機能は無効になります。
removeAllSchedules
 
すべてのスケジュールを削除します。
removeAllThawSpace
 
存在するすべての非保護スペースを削除します。
removeSchedule
schedule_name
スケジュールを削除します。
removeThawSpace
userthawspace_name |global
1つの非保護スペースを削除します。***
resizeThawSpace
“global” | userthawspace_name nnnn
非保護スペースのサイズを変更します。
globalをそのまま入力すると、グローバル非保護スペースを示します。
nnnnは新規サイズ(MB)です。
setARDInfoField
ARD情報フィールド
このパラメータでは、コンピュータのステータスを表示するために使用するRemote Desktopの情報フィールドを指定します。パラメータ値は0から4です。0は情報フィールドを指定しません。
showFrozenIcon
on|off
メニューバーでDeep Freezeの保護アイコンを表示または非表示にするように、ターゲットコンピュータを設定します。
showThawedIcon
on|off
メニューバーでDeep Freezeの非保護アイコンを表示または非表示にするように、ターゲットコンピュータを設定します。
status
[-x]
さまざまなDeep Freeze設定のステータスを表示することを、ターゲットコンピュータに求めます。xはXML形式で結果を表示するように指定します。
thawPartition
パーティション名
ターゲットコンピュータ上で非保護状態にするパーティションを指定します。
uninstall
[keepThawSpace]
ターゲットコンピュータからDeep Freezeをアンインストールします。アンインストールタスクを実行する前に、ターゲットコンピュータを非保護状態で再起動する必要があります。
[keepThawSpace]によりターゲットコンピュータからDeep Freezeがアンインストールされますが、非保護スペースは維持されます。
version
[-x]
Deep Freezeのバージョン番号を表示します。xはXML形式で結果を表示するように指定します。
* = Deep Freeze Assistantにより作成されたカスタムインストーラの設定を使用するDeep Freezeの最初のインストール時にのみ発生します。
**= mapAllUsersコマンドには、[admin]、[standard]、[mobile]、[userthawspace]のパラメータと、[Macintosh HD]または[Panther]などのパーティション名も含まれます。
*** = 1つの非保護スペースの名前を指定する必要があります。グローバル非保護スペースであれば[global]と指定します。
Apple Remote Desktopを使ったスクリプトファイルの追加
Apple Remote Desktopを使ってスクリプトファイルを追加するには、次の手順を実行します。
 
1. コンピュータリストからターゲットコンピュータを選択します。
2. メニューから[管理] > [項目のコピー...]を選択します。
3. [コピーする項目]リストにスクリプトファイルを追加します。
4. [項目の保存先]で、[完全なパスの指定...]を選択し、[/Library/Application Support/Faronics/Deep Freeze/Scripts]と入力します。[OK]をクリックします。
5. [所有権の設定先]で、[デスティネーションフォルダから継承]を選択します。
6. 必要に応じて、その他の設定をします。
7. [コピー]をクリックします。
タスクリストへのターゲットコンピュータの追加
タスクを実行するには、タスク実行の対象となるコンピュータが必要です。タスク実行の対象となるコンピュータを1台以上追加するには、次の手順を実行します。
 
1. 左側の列で、指定したコンピュータを対象とするタスクをダブルクリックします。
2. [タスクの編集]ウィンドウが表示されます。ウィンドウ下部のダイアログに、タスクに割り当てられた指定コンピュータが表示されています。コンピュータをリストに追加するまで、 [コンピュータなし]と表示されます。
3. [すべてのコンピュータ]リストのコンピュータから希望するコンピュータまたはコンピュータグループをダイアログにドラッグ&ドロップします。特定のタスクに割り当てられたコンピュータの数がウィンドウ下部に表示されます。
4. [保存]をクリックします。