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[ドライブ]タブ
 
[インストーラ設定]タブの設定を編集したら、ポリシーを保存し、[Deep Freezeを有効にする]チェックボックスを選択して、Deep Freeze Cloudサービスをインストールします。Cloud Agentの設定で指定したハートビートに基づいて、Deep Freeze Cloudサービスがコンピュータにインストールされます。
次の設定を行います。
ドライブ
デフォルトで、すべてのドライブが保護状態になっています。ドライブを非保護状態にするには、希望するドライブのチェックボックスを外します。
保護状態にできるのはローカルドライブ(パーティションまたは物理ドライブ)だけですが、すべてのドライブ文字が表示されています。これは、さまざまなハードウェアやソフトウェアが設定された多数のコンピュータに、事前に設定されたインストールファイルがインストールされているためです。
非保護スペース
非保護スペースはプログラムの保管、ファイルの保存、永久的な変更などに使われる仮想パーティションです。非保護スペースに保存されたすべてのファイルは、コンピュータが保護状態であっても、再起動後にも維持されます。非保護スペースは、保護または非保護に設定されたドライブ上に作成できます。
1つ以上の非保護スペースを作成するには、次の手順を実行します。
 
1. ドライブ文字を選択します。デフォルトは[T:]ですが、他の文字に変更することもできます。選択したドライブ文字が、Deep Freezeのインストール時に既に存在し重複する場合、次に利用可能な文字が自動的に使用されます。
> ドロップダウンからドライブ文字を選択し、作成する非保護スペースに割り当てると、その文字はドロップダウンから削除されます。
> 非保護スペースを削除すると、そのドライブ文字はドロップダウンに戻されます。
> ドライブ文字はホストドライブと同じにはできません。
2. サイズを入力します。これは非保護スペースのサイズです。最大サイズは1024 GB、最小サイズは16 MBです。
> コンピュータに、非保護スペースに必要なサイズを確保できる十分な空き容量がない場合は、非保護スペースのサイズを減少して、コンピュータの操作が適切に行えるサイズに調整してください。
> 16 MBよりも小さいサイズを選択しても、非保護スペースは16 MBに設定されます。
> 1024 GB (1 TB)よりも大きいサイズを選択しても、非保護スペースは1024 GB (1 TB)に設定されます。
3. 非保護スペースのストレージ単位にMBまたはGBを選択します。
4. ホストドライブを選択します。
> ホストドライブは非保護スペースが作成されるドライブです。
> 非保護スペースに必要なストレージは、ホストドライブで使用可能なストレージ合計容量から使用されます。
5. [表示設定]ドロップダウンから[表示]または[非表示]を選択します。
> [表示]を選択すると、ドライブはWindows Explorerに表示されます。
> [非表示]を選択すると、ドライブはWindows Explorerに表示されません。
> ただし、非表示のドライブは、[スタート] > [ファイル名を指定して実行]でドライブ文字を入力してアクセスできます。
6. [追加]をクリックして、非保護スペースを追加します。
リムーバブルドライブを取り外すと、自動的にドライブ文字が再割り当てされることを防ぐために、アルファベットの最後の方の文字(X、Y、Z)をドライブ文字に割り当てることを推奨します。
非保護スペースの削除
非保護スペースを削除するには、非保護スペースを選択して、[X]をクリックします。非保護スペースが削除され、ドライブ文字が[ドライブ文字]ドロップダウンに戻されます。
非保護スペースを削除する前に、プロファイルリダイレクトまたはシンボリックリンクを削除します。
非保護スペースを削除すると、そこに保存されていたデータも削除されます。
非保護スペースはDeep Freezeで保護されません。Anti-Virusやバックアップ手順など、標準のデータ保護オプションを使用してください。
存の非保護スペースの設定
以前のインストール中に作成された非保護スペースが削除されないようにするために、[既存の非保護スペースを保持する]チェックボックスがデフォルトで選択されています。
このオプションが選択されているかどうかに関わらず、コンピュータでのアンインストール時に、非保護スペースを保持するか削除するかを確認するメッセージボックスが常に表示されます。このオプションは、 Consoleからアンインストールを行う場合は表示されません。
コンピュータ上の既存の非保護スペースをすべて削除し、新規設定を適用してこれらを作成し直すには、[ポリシー更新中に削除]を選択します。既存の非保護スペースにあるデータはすべてこのプロセス中に削除されます。
[非表示ドライブのグループポリシー設定の履行]は、非表示ドライブのグループポリシー設定と非表示ドライブのDeep Freeze設定を競合させないための機能です。
非表示ドライブのグループポリシー設定は、各ユーザーに固有のものです。[非表示ドライブのグループポリシー設定の履行]オプションが無効の場合、非表示ドライブのDeep Freeze設定はグローバル設定となります。
 
非表示ドライブにグループポリシーがない場合は、このオプションを無効化することが推奨されます。
[既存の非保護スペースを保持]オプションが選択されている場合は、更新済みのポリシーをコンピュータに適用することができます。
[ポリシー更新中に削除]オプションが選択されている場合は、ポリシー適用時に既存の非保護スペース内のデータがすべて削除されます。