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SAMLの統合
SAMLの統合を完了するには、3つの手順を実行します。
手順1:IDプロバイダの構成
手順2:Deep Freeze CloudにおけるSAML設定の構成
手順3:IDプロバイダを通じたDeep Freeze Cloudへのアクセス権限の割り当て(IdPによるログイン)
サポート対象IDプロバイダは次のとおりです。
Azure
Okta
OneLogin
手順1:OneLoginの構成
OneLoginにログインした後、[アプリケーション]でDeep Freezeの設定を行います。
 
1. 検索フィールドに[SAMLテストコネクタ]と入力します。
2. [SAMLテストコネクタ(IdP w/ attr w/ sign response)]を選択します。
3. [表示名]を割り当てて、[保存]をクリックします。
4. 左側のペインで[SSO]をクリックします。
5. 画面右上で、[その他のアクション]>[SAMLメタデータ]の順にクリックし、IdPメタデータをダウンロードします。
6. IdPメタデータをダウンロードした後、手順2:Deep Freeze CloudにおけるSAML設定 を構成するため[Deep Freeze Cloud]に移動し、[サービスプロバイダの構成]情報を取得します。
7. Deep Freezeの構成とサービスプロバイダの構成の生成が完了したら、左側のペインで[構成]をクリックします。
8. Deep Freeze Cloudの[オーディエンスURI]を使用して、[オーディエンス]フィールドに情報を入力します。
9. Deep Freeze Cloudの[アサーションコンシューマURL]を使用して、[受信者]および[ACS(コンシューマ)URLバリデータ]、[URL]フィールドに情報を入力し、[保存]をクリックします。
10. 左側のペインで[SSO]をクリックします。
11. [SAML署名アルゴリズム]で[SHA-256]/[SHA-512]を選択します。
現在サポートされているのは、SHA-256およびSHA-512 SAML署名アルゴリズムのみです。
12. [保存]をクリックします。
これで、OneLoginの設定が完了しました。
手順2:Deep Freeze CloudにおけるSAML設定
SAML統合のためのDeep Freeze CloudのSAML設定を行うには、以下の手順を実行します。
 
1. [ユーザー管理]に移動します。
2. [SAML統合]をクリックします。
3. [IDプロバイダ]および[その他の設定]、[サービスプロバイダ]のパラメータを設定します。
> サービスプロバイダの構成
リフレッシュボタンをクリックして[サービスプロバイダの構成]タブを更新すると、割り当てられた[ログインドメイン]および[オーディエンスURI]、[アサーションコンシューマURL]の情報が表示されます。
> IDプロバイダの設定
IdPメタデータをアップロードするか、手動設定を実行します。
IdPメタデータのアップロード
i. IdPメタデータをアップロードするには、[参照]をクリックし、ダウンロードしたIdPメタデータ(.xml)ファイルを選択します。その他のフィールドはすべて自動的に入力されます。
ii. [次へ]をクリックします。
手動設定
IDプロバイダを手動設定するには。
 
i. [IdPログインURL]および[エンティティID]の情報を入力します。
ii. [参照]をクリックし、適切なIdP証明書ファイルを選択します。
iii. [次へ]をクリックします。
> 設定
 
i. [ジャストインタイムプロビジョニング]ユーザーに許可する権限を選択します。
* すべてのサイトへのアクセスを許可します – このオプションを選択すると、新規ユーザーがすべてのサイトにアクセスできます。デフォルトでは、新規ユーザーにはサイトにアクセスする許可がありません。
属性マッピング
[属性マッピング]タブには、IdPメタデータからマッピングされた情報が含まれます。生成された情報をそのまま使うか、編集アイコンをクリックしてこのフィールドを編集するかを選択できます。
電子メールおよび名、姓のフィールドを編集する際は、[user.email]、[user.firstName]、[user.lastName]の形式で情報を入力します。
特定の識別子を割り当てるには、[ユーザーを一意に識別するのに、名前IDではなくカスタム属性を使用する]チェックボックスを選択し、[カスタム属性]フィールドの情報を編集します。
編集が完了したら、[次へ]をクリックします。
 
IDプロバイダのポータルで設定を完了するには、[オーディエンスURI]と[アサーションコンシューマURL]が必要です。
SAML設定を編集するには、右上の[編集]をクリックします。
SAML設定をリセットするには、右上の[リセット]をクリックします。SAML設定をリセットすると、IdPのリンクが解除され、すべてのSAML設定が削除されますのでご注意ください。
手順3:OneLogin を通じたDeep Freeze Cloudへのアクセス権限の割り当て(IdPによるログイン)
OneLoginユーザーがOneLoginを通じてDeep Freezeにアクセスするには、まずDeep Freezeへのアクセス権限の割り当てを受ける必要があります。
ユーザーにアクセス権限を割り当てるには。
 
1. [ユーザー]から1人のユーザーを選択します。
2. [ユーザー]ページの左側のペインで、[アプリケーション]をクリックします。
3. [アプリケーション]タブの右上にある[+]アイコンをクリックします。
4. ドロップダウンリストから目的のアプリを選択して、[続行]をクリックします。
5. 選択したユーザーに関する、アプリへのログインの詳細を編集して、[保存]をクリックします。
これで、このユーザーはOneLoginを通じてDeep Freezeにアクセスできるようになります。
IdPによるアクセスを実行するには、お勤め先組織のOneLoginポータルにログインします。Deep Freezeアプリをクリックします。これで、Deep Freeze Cloudにリダイレクトされます。
SAMLユーザーの追加
SAMLユーザーは、OneLoginで作成・割り当てできます。[手順3:OneLogin を通じたDeep Freeze Cloudへのアクセス権限の割り当て(IdPによるログイン)]を参照してください。
SAMLユーザーは、以下のアクションを実行できます。
 
編集
無効化
削除
タグ
Azure
手順1:Azureの構成
Azure Portalにログインし、[Azure Active Directory]をクリックします。
 
1. 左側のペインで[エンタープライズ アプリケーション]をクリックし、[新しいアプリケーション]をクリックします。
2. [独自のアプリケーションの作成]をクリックします。
3. アプリケーションの名前を入力し、[ギャラリーに見つからないその他のアプリケーションを統合します]を選択します。
4. [作成]をクリックします。
5. アプリケーションの[概要]ページで、[はじめに]の下にある[シングルサインオンの設定]をクリックします。
6. [SAML]をクリックします。
7. [基本的なSAML構成]を編集します。
> Deep Freeze Cloud のオーディエンスURIを使用して、[識別子(エンティティID)]に情報を入力します。
> Deep Freeze Cloud のアサーションコンシューマURLを使用して、[応答URL(ASSERTION CONSUMER SERVICE URL)]に情報を入力します。
> Deep Freeze Cloud のアサーションSAMLログインURLを使用して、[サインオンURL]に情報を入力します。
8. [保存]をクリックします。
9. [ユーザー属性とクレーム]で、既存のクレーム情報を次の情報に変更します。
> user.lastname – user.surname
> user.firstname – user.givenname
> user.email – user.localuserprincipalname
> name – user.userprincipalname
> Unique User Identifier – user.userprincipalname
10. [SAML署名証明書]で[証明書の追加]をクリックします。
SAMLをリセットする場合は、新しいSAMLに対して新規証明書を作成する必要があります。古い証明書は削除する必要があります。
11. [新しい証明書]をクリックします。
12. .希望する[署名オプション]と[署名アルゴリズム]を選択します。
13. [通知用メール]を指定して[保存]をクリックします。
14. [拇印]フィールドをクリックして証明書のオプションを表示し、[証明書をアクティブにする]を選択します。
15. [SAML署名証明書]画面を閉じ、[SAMLベースのサインオン]画面に戻ります。
16. [ダウンロード]をクリックしてフェデレーションメタデータXMLをダウンロードします。
17. IdPメタデータをダウンロードしたら、[手順2:Deep Freeze CloudにおけるSAML設定]を実行します。
手順3:Azureを通じたDeep Freeze Cloudへのアクセス権限の割り当て(IdPによるログイン)
 
1. 左側のペインで[ユーザーとグループ]をクリックします。
2. [ユーザーの追加]をクリックします。
3. [割り当ての追加]ページで[ユーザー]をクリックし、すべてのユーザーのリストを表示します。リストから目的のユーザーを選択して、[選択]をクリックします。
4. [割り当て]をクリックします。
Google Workplace
手順1:Google Workplaceの構成
[Google Admin]にログインして[アプリ]に移動します。
 
1. [アプリを追加]>[カスタムSAMLアプリの追加]の順にクリックします。
2. [アプリ名]を設定し、[続行]をクリックします。
3. [メタデータのダウンロード]をクリックし、IdPメタデータをダウンロードします。
4. IdPメタデータをダウンロードしたら、[手順2:Deep Freeze CloudにおけるSAML設定]を実行します。
5. Google管理コンソールで、[サービスプロバイダの詳細]を編集します。
> Deep Freeze CloudのアサーションコンシューマURLを使用して、[ACSのURL]に情報を入力します。
> Deep Freeze CloudのオーディエンスURIを使用して、[エンティティID]に情報を入力します。
6. [続行]をクリックします。
7. [マッピングを追加]をクリックします。次の形式で、3つの必須のアプリ属性を入力します。
> Primary email – user.email
> First name – user.firstName
> Last name – user.lastName
8. [完了]をクリックします。
手順3:Google G-Suiteを通じたDeep Freeze Cloudへのアクセス権限の割り当て(IdPによるログイン)
 
1. Google管理コンソールのホーム画面から、[アプリ]>[ウェブアプリとモバイルアプリ]に移動します。
2. 自分のSAMLアプリを選択します。
3. [ユーザーアクセス]をクリックします。
4. 左側のペインで[組織部門]を選択し、[オン(すべてのユーザー)]を選択します。
5. [保存]をクリックします。
SAMLを用いたDeep Freeze Cloudへのログイン(SPによるログイン)
 
1. Deep Freeze Cloudのサインインページで、[その他のサインインオプション]をクリックし、[SAMLでログイン]を選択します。
2. [ドメイン識別子]フィールドにログインドメイン名を入力します。
3. [サインイン]をクリックします。